かぶき者

皆様年末年始いかがお過ごしでしょうか?
休暇最後の休みの日に
浅草の平成中村座で歌舞伎を見てきました。
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私たちは壽初春大歌舞伎の夜の部を観劇。
演目は寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)と於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)。
まぁ、なんのこっちゃといった感じなので、前日夜からもう勉強です(笑)
あらすじをたどるだけで2時間くらいあっという間(あまり知らない字などで苦戦の連続・・・)
勉強した甲斐あったのかなんとかスムーズに入ることが出来ました。
久しぶりに観た歌舞伎はあまりにも刺激的で楽しかったです。
また行けたらいいなと思ってます。
そうそう、昔、メイクを習ってた時に
歌舞伎役者さんに教えてもらったのですが
【かぶき者】って言葉知ってますか?
かぶき者は、異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者たちのこと。
服装だけで言うと今の時代は原宿にいるビジュアル系の人たちみたいな者だったと言ってました。
まぁ相当な悪さも良くしていたようですけどね。
そして、かぶき者の文化は慶長期にその最盛期をみるも、
同時にその頃から幕府や諸藩の取り締まりが厳しくなっていきやがて姿を消していく。
その行動様式は侠客と呼ばれた無頼漢たちに、
その美意識は歌舞伎という芸能の中に受け継がれていったようですね。

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